2012年4月22日日曜日

SAE28746018957

夏までの再稼働「大飯除き困難」と経産相
中国新聞 '12/4/21
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201204210066.html

 枝野幸男経済産業相は20日の閣議後の記者会見で、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)以外の原発は今夏までに再稼働させるのが困難と の見方を示した。安全を確認する原子力安全委員会の作業が止まっていることを受け、「原子力規制庁の発足を待つべきではないか」との考えを表明した。
 政府が当初4月を目指した規制庁の発足は夏以降にずれ込む見通し。発言には「再稼働に前のめり」との政権批判を意識し、規制庁の発足前に手続きが進むのを抑制したいとの意図がある。原発に大きく依存してきた西日本の電力確保は綱渡りが続きそうだ。
 経産相は、再稼働が今夏に間に合わないのかとの問いに「想像の通りだ」と語った。原子力安全・保安院は、3月に四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の安全評価(ストレステスト)1次評価結果を妥当としたが、安全委員会は確認作業を進めていない。
 経産相は「独立委員会なので、内閣がああしろとは言えない。(保安院との)ダブルチェックが働かない状況では国民の理解を得られない」と強調した。
 規制庁の発足後には、野田佳彦首相と関係3閣僚の再稼働協議を含めた現在の手続き全体が再検討されると指摘。保安院が伊方以外の1次評価の審査を進めることにも慎重な姿勢を示した。
 電力不足をにらみ経産省は20日、沖縄電力を除く電力9社に対し、最新の夏の需給見通しを原発が再稼働しないという前提で報告するよう指示した。政府が23日に開く「需給検証委員会」で、有識者が供給力の上積み余地がないかどうかなどを点検する。
 ただ、設備故障に備えた余力が必要だとする経産省は、今夏が猛暑なら中部と西日本合計で約7%の電力不足に陥るとした従来予測から「大きな改善は期待できない」とみている。

0 件のコメント:

コメントを投稿